可愛らしい機械

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家からクルマでちょっと行った隣町に
一軒、クリーニングの取次をしてくれたり郵便ポストもある
昔ながらの食料雑貨店があり
何となく以前からその店のある風景が好きでした。

が、先日その前を通ってみたらお店は既に取り壊されていて
新しい家を建てている最中でした。

お店ももう、しばらく営業はしていなかった様子でしたが
とうとう完全に閉店して建物も壊されてしまったんだなと思うと
ちょっと寂しい気分になりました。


何故かこの店、正面からは撮っていなかったのですが
通りの横からの姿だけは残してありました。
郵便ポストの赤色が印象的だったので、カラーで残しておけば
良かったのかも知れません。

最近すっかり使わなくなってしまった、6x6蛇腹折畳みカメラ
"Super Fujica 6" で撮影。

このカメラのシャッター、いつも使い初めだけ
少し粘りがあったのですが、さっきちょっとレンズを外してやって
すぐに現れるシャッター羽根にベンジン一滴垂らし
ブロワーでシュッと吹いてあげたらいっぺんに快調になりました。

古いカメラは一寸した問題も簡単に修復出来るものが多いので
機械としての可愛らしさを感じます。

昔のカメラは大事に使ってあげたら一生モノ。

自分の歩調とも合ってる気がして使ってて嬉しい気分になれます。

冬の林

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年末に行って来た秦野市の小さな湖
震生湖畔の林にて

冬の林のなかは木々の葉もすべて落ち
陽射しも明るく
心地よかった

Susanさん

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ついこないだ、FlickrやFBで繋がっている米国人のおばちゃん
Susanさんが誕生日を迎えた。
御年76才に。
まだまだお元気そう…な気がする。

ところが最近は70歳で始めた自家現像も、あまりやっていないらしく
いつもデジタルカメラや、ポラロイドカメラで楽に画が見られる写真を
多く載せられるようになって来た。

僕がバースデーのおめでとうを送ると

「わたしもすっかりおばあちゃんよ」

と、そんなニュアンスの返信を送って来てくれた。
だけどSusanさんはまだまだお元気ですよ、とさらに送ると

「元気なのは時々 いつもは疲れてるわよ」

と、いつものSusanさんらしからぬ返信が来た。
実際に、そろそろそういう感じで体力的にもいろいろ
疲れを覚える様なご年代なのかも知れない。
それは自分の親の姿を見れば、すぐに判る。

そんなやりとりをした後で、最近いまいちな写真が多いなぁ、と
思っていたSusanさんの写真が、突然重く深みのある写真に見えて来た。
何故いまいちだなと感じてたかというと、デジタル写真がやたら多く
なって来たから、という理由だった。
だけど、その写真を撮ってる人が、76という高齢であることを想うと
その写真がデジタルであろうとアナログであろうと
もうそんなこと関係ない、という気持ちにも何処かでなって来る。
写真を撮って、それをパソコンかモバイルか知らないけれど、
そういった現代の機器を操作してSNSにアップしていることだけでも
何だかすごいことだなと思えて来る。

(写真というものに"物語"を付け加えさせることで、
見え方が大きく変わって来る…一つの典型例なのだろうけれど。)

Susanさんにはいつまでもお元気で、まだまだ沢山の写真を
これからも見せてもらいたい。

Verichrome-Pan

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昨日少し二眼レフを持って出掛けて来た
といっても自転車で10分15分程度の畑と草っ原に行って来ただけのこと

詰めたフィルムは1983年期限切れのVerichrome-Pan
去年オークションで見つけて懐かしさ故に買ったものだった
買ったは良いけど、こんなに古くて写るのか?と思って
ずっとその辺に置きっ放しにしてたが
折角買ったのだしものは試し、と思ってちょっと使ってみることにした

Verichrome-Panは僕が初めて二眼レフを買ったときに初めて使ったフィルム

もう今は作られていない

畑や草っ原をうろうろ適当に撮影して、帰宅後珍しくすぐにフィルム現像をした
ちゃんと写ってるのか早く確認してみたかったのだ

期限切れて34年も経ってるので感度は当然下がってるはず
なので露光も2~3倍くらい長く掛けた
現像時間も指定されたものより数分長く現像してみた

…像が出た
思った以上に綺麗に出てくれた

巻紙が浮いてしまい端が感光してしまったけど
それがかえって写真を不思議な雰囲気に仕上げてくれた

34年間もいったいどこで眠ってたフィルムだったんだろう?

それにしてもたったの12枚
使い切るのはあっという間だった


Flexaret ll Kodak Verichrome-Pan D76 1:1 12min



行方不明

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寒い寒いと言ってた冬も残りあと僅か。
冬に入ったばかりの頃は身体が寒さについて行けなくて
毎日あぁ寒いとばかり思ってたものだけど、
2月にもなると身体がいつの間にかこの寒さにも慣れてて
あまりガタガタ思わなくなっていることに気付く。

この冬はとうとう一度も積もる雪を見ずに終わりそうな気がする。
ちらほらと小雪が舞っているのは見ることも出来たけど
この辺では結局夜降る雪が芝生の上に僅かに積もった程度で
翌朝にはすっかり解けてしまっていた。

去年、十一月末に雪が降ったことがあった。
神奈川県箱根ではかなりの雪が積もってた。
あの一週間後に箱根へ行った。
道路沿いの日陰にはまだ少し雪も残っていた。
いつも横を通り過ぎるだけのお玉ヶ池の畔に降りてみることにした。
雨混じりの池の畔はとても静かで人も誰も居ない。
池を独り占めしながら、ところどころ写真を撮りながら歩いていた。

草地には雪が少しまだ残っていた。
その雪を何枚か二眼レフで撮った。
フィルムも早めに現像してネガもいい感じで出来上がった。

ところが何日間かしてスキャンでもしようと思ってネガを探しているのだけど
何処にも見当たらない。
何処か行方不明になってしまったのだ。
何ともだらしない。

捨てている訳ではないので部屋の何処かに隠れているのだろうけど
見つからないまま春を迎えてしまいそうな感じだ。


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