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Weltax

131007-asagiri_tanbo540.jpg
yamanashi

夏の夕暮れ近い頃
詩人 萩原朔太郎が残した写真に出て来そうな雰囲気の風景に出会い
思わず撮りました。


このとき使っていたカメラ "Weltax"はドイツ製で
第二次大戦の前後には製造されていたそうですが(詳細は?)
僕の持っているこのカメラには、ドレスデンPentacon公社の
可愛らしい塔のマークが刻まれているので
その辺を調べるとどうやら1956年以降の東ドイツ公社製のようです。

戦後間もない頃に生まれたこんなに古い機械式カメラが
デジタルカメラ全盛の現在でもしっかりと働いてくれているところが
何ともうれしいし、健気だよなぁと思います。

このカメラに、同じ東欧のチェコ製白黒フィルム"Fomapan"を使うと
何だかときどき面白い写真を生み出してくれます。

空の白さのなかの独特なノイズというかムラ
白から黒への柔らかい階調
日本製レンズではまずあまり無いであろう不思議な画面周辺のボケ
フィルム送りのときに圧板でつくキズ…

このキズが何だか古い昔のモノクロ映画のようでこの頃好きです。
それは丁度アナログのLPレコードを聴いているときの
プツプツ言う針のノイズ音にも似ています。

時代はどんどん進んで行き世の中には新しいものが次々登場して来ますが
未だこんなに古いカメラが現役で使えているということが
使っている自分自身でもときどき何だか不思議だし
面白いことだよなぁと撮影しながら思います。




Weltax-03_convert_20131008043527.jpg
(画像は初期型)





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Comment

egipanda | URL | 2013.10.09 02:36
すごいですね。そんな時代の物が今でも現役で活躍してるだなんて当時の人は考えてもいなかったかもですね
誰の手で使われてたんだろう?
このカメラは何を見てきたんだろう?
私の手にするものはみんな現代の新品ばかりだから余計にそう思います
またこういうのは自分でメンテとかもできないと失礼な気もしますね(´・_・`)
私には敷居の高いものです
松江太郎 | URL | 2013.10.09 10:25 | Edit
いつも言うけど何台カメラあるんだろう(^^;
気になる~
これは一段とレトロな外観だ!
蛇腹とか穴空きませんか?
個性的な写りで楽しそうですね♪p
にゃんころりん | URL | 2013.10.09 11:11 | Edit
そのフィルムの瑕、どのようにつくのでしょうか?
所々、左右にぶれた感じとか、途中でとぎれたりとかします?
そういう瑕ならうれしい。=^_^;=
以前、フジのフィルムコンパクトカメラで、フィルムに瑕が
つく不良品があって、これは、単純にフィルム端に直線で
線瑕がずーーーと付いてるだけでした。
やっぱ、雨降りみたいに付いてくれないとなぁ。=^_^;=
nori | URL | 2013.10.09 20:18 | Edit
egipandaさん、コメントどうもありがとう。
そうですね、当時こういうカメラを作っていた人たちは
まさか2013年のしかも遠い異国の地でこのカメラが
使われ続けているとは、想像もしていなかったかも知れませんね。
このカメラ、今まで何処で誰がどんな写真を撮って来てたんですかね?
それとも、棚の上で飾られていただけだったりして。笑
現代の新品は、絶対に素晴らしいと分かっているので
それで使ってみたい、と僕自身はあまり思えないんですよねぇ…。
何処かダメだったり、何処か不便だったりするモノの方が
何故か好きなんです。
カメラ修理を少し自分でもやれるようになってから
こういう古いカメラがますます好きになって行ったというのは
たしかにありますね。
敷居はけっして高くないですよ!
nori | URL | 2013.10.09 20:26 | Edit
太郎さん、コメントどうもありがとう!
ね?ホント、何台あるんだろう?
自分でも怖くて数えたことがありません。苦笑
このカメラは便利だよー。
6x6と6x4.5がこの一台で足りてしまうんです。
しかもこんなに古いくせに、ファインダーの変換も
簡単に出来ちゃうんです。

蛇腹はこういう当時のものはすごく丈夫だなと思う。
保管状態にもよるけどね。
現代のモノに近付いてくるに従って蛇腹は弱い物になって来る気がします。
例えばフジでつい近年まで出てた6x4.5の蛇腹カメラがあるけど
あれは蛇腹がビニール製。
意外とすぐに穴が開くそうです。
思い出したときに、ミンクオイル等の保湿油を革部分に塗ってあげれば
うんと長く使えるよ。
ニベアみたいなハンドクリームでもいいんです!^^
nori | URL | 2013.10.09 20:38 | Edit
にゃんころりんさん、コメントどうもありがとう。
このキズは、もうふつうに使ってるだけで付くよ。^^
こういうものは、普通みんなから嫌われるものかもね。
ということは、…オレっていったい??笑
昔のカメラって、みんなこういうものだったんじゃないかな?
最高級機みたいなものはどうか分からないけど
こういう大衆機だと、圧板の精度もこういうもの
なんだろうと思います。

6x4.5で横送りのフィルムなので、普通に縦で撮ったときに
横にキズは走ります。
雨降りみたいにしたい時は、カメラを縦にして横位置の写真を
撮れば、そうなります。笑
mayumi | URL | 2013.10.09 20:43 | Edit
古いカメラも素敵ですけれど、この古いレンズの魅力も素晴らしいと思います。背景の木立のボケが風に吹かれたように流れているのが素晴らしい。コンピュータで計算され設計された現代のレンズでは出せない「味」ですよね。

nori | URL | 2013.10.09 21:13 | Edit
mayumiさん、お久しぶりです。
コメントどうもありがとう。
そうですね、現代のレンズは美しく正確に写るのが
当たり前になってるので、こういう変な写りは
まずありえないんでしょうね。
新しいレンズはきれいに撮れると分かっているので
何だか自分の写真にわくわく出来ないんです。
一方、こうした古いレンズには「味」があるし
撮ってみて何が起こるか分らないから面白いんです。
それでオールドカメラはやめられないんですよね。

mayumiさん、いつの間にか Summilux 35/1.4という
随分明るいレンズを入手されてましたね!^^
5cmと違って広がりがあるし、光の雰囲気が全然違いますね。

また時々遊びにいらして下さい。
僕もmayumiさんのBlog、また遊びに伺います。
なゆた | URL | 2013.10.09 22:03
蛇腹カメラ、魅力的ですよね~(見た目的にも)。
ウチにも「忘れ物」の蛇腹カメラ(Mockba 5:1958年製)があるのですが、使い方がわからず、埃被ってます(笑)
それで撮った写真を見たら、驚くほど良い描写だったので、もう少し余裕が出たら使ってみようかな・・・。

デジタルはどんどん新しくて良い商品が発売される。新しいのを買っちゃうと、古いデジタルはまず使わなくなる。
でも、昔のフィルムカメラは、変わらず良い写真を撮り続けてくれるから、壊れない限りずっと一緒にいられる。その安心感が好きです。
miura | URL | 2013.10.09 22:14
こんばんは。
このかんじや、最近ipernityにアップされてた道の写真とか好きだなぁ。。。

古いカメラは、ハマると沼ですよね。ホント..(笑。
なんだか使っていて愛着がわくのも古いカメラばかりになってきました。
これからもぐんぐん増えそうな気配です....

そう、Inos IIなんてフィルムの圧板がついていないので、
うっかり撮影手順を忘れてるとサイケデリックに波うった写真ができあがって、それはそれで楽しいですww

では。

nori | URL | 2013.10.10 09:29 | Edit
なゆたさん、コメントどうもありがとう。
それ、すごい"忘れ物"ですね。。
Moskva-5ですか?!
じつはそれ、僕の欲しかったカメラの一つでもありました。
使い方が分らないとは…
昔のカメラって一見複雑ですもんね。^^
でも作りは実はすごくシンプルなものがほとんどなんですよ。
"Moskva-4 camera test" という動画があったので
これ、参考にしてみてください↓。
http://www.youtube.com/watch?v=z2PjtynCqyQ
6x9なので驚く程きれいに撮れますよねー。^^

確かにそうですね。
デジカメは新しいのを買ったら古い方は使わなくなってしまいますね。
でもフィルムの機械式カメラはメンテナンスさえ時々してあげていれば
いつまでも使い続けることが可能ですね。
僕もなゆたさんと一緒で、そういう安心感が好きなのかも知れません。
あとは、電池がなくても撮れるところですかね!^^
nori | URL | 2013.10.10 09:46 | Edit
miuraさん、コメントありがとうございます。
ipernityの方の道の写真、いいですか?
ありがとうございます!^^
ああいう道って、僕の住んでる横浜辺りではまずありません。
東京も一緒ですよね?
でも、ちょっと離れた地に行けば意外とまだあるものなんですね。

古カメラ沼はコワイです。
これも使ってみたいあれも使ってみたいと、変な中毒症状が!苦笑
今は銀塩カメラが「古いもの」として捨て値で売られている様な
ご時世なので、その恩恵?を受けていろいろ遊べることは
嬉しい限りなんですけどね…。
(その環境はというと厳しくなるばかりですが…)
どうしてこんなに楽しい遊びを世の中の人々は
ポイポイと捨てられるのでしょう?僕にはワカリマセン。

Inos IIって圧板付いてないんですか?!
そんなすごいカメラがあっただなんて…。笑
その「サイケデリック写真」、見てみたいですねぇ。
いつか、miuraさんのipernityにアップされる日を楽しみにしています!^^
ちまま | URL | 2013.10.10 13:06 | Edit
東欧のカメラで東欧のフィルムを使い、日本の日常を撮る。
もしかしたら、東欧人が見た日本の情景に写るのかもしれませんね。

写真に写る空が、なんだか夜空の星たちのようです。

それから。エキサイトですが、あっちもこっちもそっちもと更新が大変なのと(苦笑)、エキサイトは重いこともあって、思い切ってやめちゃいました^^;
nori | URL | 2013.10.10 19:25 | Edit
ちままさん、コメントどうもありがとう。
そうなんですかね?
東欧x東欧で偶然このときは撮影したんですが
カメラとフィルムが東欧製だと日本って「東欧人の眼」で見た光景に
写るんですかね?^^
(そういえば、いつも使ってる二眼レフも東欧製です…)

この写真、空の感じが何だか不思議でしょう?
よくこんな感じに写るんですよ、このフィルム。
自分の現像方法にも、何か要因というか「問題!」がありそうですけどね。^^

そうでしたか、HOT CHOCOLATE*はやめちゃったんですね。
了解しました。いま、リンクの方も消しておきました。
ちままさんは、デジタルも銀塩も両方一緒に載せてても
全く違和感ないと思うので、Marron Choco*だけでもOKだと思います。
その方が僕たち見る側も見易いしちままさんも手間省けていいと思いますょ!^^
また遊びに伺いますね。
きいち | URL | 2013.10.10 23:22
空がほんとに不思議な感じに写ってます・・・
溶かしそびれたココアが底に残ってるのを
舐めてるぶつぶつっとした独特の感じです。

夏の夕方はいいですよねーー
今年もギラギラしてて撮影するのには楽しいですが
焼けて大変でした・・・
Ayu | URL | 2013.10.11 06:04 | Edit
恥ずかしながら 詩人 萩原朔太郎を
知らないのですが このお写真をみていたら
どんな詩なのか 知りたくなりました♪
喧騒を離れた静かなイメージがします・・・勝手な想像です。。。
nori | URL | 2013.10.11 21:30 | Edit
きいちさん、コメントどうもありがとう。
あ、何だか上手いこと言いますね!
溶かし切れなかったココア。^^
そういえば、そんな感じもしなくもないですね。笑

夏が過ぎてもう2ヶ月くらい経つんですね。
早いですよねー。
あのギラギラ太陽の光が、懐かしく感じますね。
nori | URL | 2013.10.11 21:47 | Edit
Ayuさん、コメントどうもありがとう。。
萩原朔太郎は、僕も詩作品自体はそんなに多くは知らないんです。
でも彼の写真だけは、そう数も多くないせいか
どのイメージも憶えてしまってます。
ステレオ写真がいいんですよ。
何処か寂しげなイメージで。

Ayuさんは、ステレオ写真って裸眼で浮き出るように
見ること出来ますか?
僕はそれ、いつ頃からか出来る様になったんですが
あのステレオ写真用メガネ無しでもステレオ写真が見れた時の
感動って、地味だけど何かうれしいものがありますよ。^^

朔太郎さんも、ステレオ写真が浮き出て見えたとき
一人部屋でニヤニヤしてたのかなと思うと
何だかそういうのって凄く人間的で、微笑ましいなぁって
思えて来るんですよね。^^
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