串田さん

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kanagawa

何故かふと思い出したかのように
急に串田孫一の本が読みたくなった
最近は何でも気になると
どういう訳かまずインターネットで検索をしてしまう癖がある
すっかりパソコン病だなと思う

「串田孫一」でGoogle検索して次に「画像」をクリックする
するといろいろな串田さんの写真が出て来る
串田さんの膨大な数の著書やその装幀デザイン
そして串田さんの表情の写った写真…
山々を登りながら雑誌「アルプ」を作っていた若い頃の写真から
山を止めて文筆業に専念されていた頃の写真まで
串田さんが描いた数々の絵や
串田さんの絵入りのカップ&ソーサーの写真まで載っている

ん?カップ&ソーサー?と気になりそのページを開いてみると
それはどなたかの書かれたBlogの記事だった
その方も串田孫一さんのファンだそうで
その方が訪ねた旅先の喫茶店では串田孫一が描いた絵入りのカップで
コーヒーが飲めるという話だった

串田さんの絵はとても魅力的で
一見パウル・クレーの絵の様な時もあるのだけれどクレーとは何か違う
串田さんが描く鉛筆の線がとくに好きで
どういう訳か僕はついいつもその線ばかり見入ってしまう

そのカップ&ソーサーの絵は黒インクの線で描かれた子ども達の絵だった
一見簡単そうに描いたシンプルな絵にも見えるけれど
じつはとても考えられた絵かも知れない
手にしながら思わずニンマリと笑顔が出て来そうな素朴で可愛らしい絵だった
JR伊東駅近くの「江戸屋」という店でそのコーヒーは戴けるらしい
その店のメニューにあるスパゲッティナポリタンの写真も載っていたが
何だかちょっと美味しそうだった…


ところで串田孫一さんは生涯にいったい何冊の本を出したのだろう?
膨大過ぎる位膨大な数だと思う
あの短く深く静かな文章に惹かれて自分は何冊くらい読んだだろう?

"短い文"という点が何よりも好きで
あれがもし長々とした文章ばかりだったら
元々活字の苦手な自分はあまり読めずにいたのかも知れない







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Comment

mai | URL | 2014.01.21 22:26 | Edit
こんばんは。
私はノリさんの様に知識や文学、芸術系の話は詳しくは分からないけれど…この静物シリーズ?の写真は好きです。
光と影の具合が好きです。
あ、以前話してたリーフリードランダーの写真集の記事が雑誌に載ってましたよ。
egipanda | URL | 2014.01.22 01:30
串田さん?て初めて聞きました
多才なんですねー
下手したら自分で文も書いて写真も撮ってイラストも描いて…って1人で本も作れちゃいますよ(笑)

いや、もう全部1人仕事で本も出してたりして…
私は久しぶりに工場萌え系の写真集をネットで調べて萌え萌えしてました(笑)←
楡 | URL | 2014.01.22 08:27
串田孫一さん。
恥ずかしながら初めて伺うお名前だったので調べてみました。
教科書にも取り上げられていたそうですが、残念ながら私には覚えがありませんでした。
調べるうちに串田さんの書かれた自然に関する随筆集を読んでみたいと思ったので、今度さがしてみるつもりです。

写真がとても素敵ですね。生活の一部を切り取ったような、こういう写真大好きです。
(前回のネオパンからのつながりでパンの写真なんですか?なんて…汗)
Mickey | URL | 2014.01.22 21:16
昨日は拙ブログ「ベーカリーの串田孫一」にお越しいただきありがとうございました。
串田さんのファンの方とこうやって言葉が交わせるのはとても楽しいです。
以前、信州は安曇野のファンの方ともブログを通じて知り合いになりました。

noriさまはモノクロフィルムが好きなのですね。
私も時々OLYMPUS M-1にBWを入れて撮っています。

これからもよろしくお願いいたします。
nori | URL | 2014.01.23 08:55 | Edit
maiさん、コメントどうもありがとう。
まずはじめに…
僕は文学や芸術関連の知識も、そんなにありませんよ。^^;
たぶんmaiさんよりも十数年は長く生きてるので
それでその分少し知ってる数が多いだけだろうと思います。
また、この串田孫一さんという人物は、とてもマイナーな存在なので
知ってる人というのも、あまり多くはない気がします。

僕はよく室内の写真を撮ります。
室内の静物写真は撮ろうと思えば自分で被写体をセッティングして
自由自在な配置も出来るものですが、僕はそれはしません。
日々暮らしていて、何かいいな?と感じた場面だけを撮ってます。
(毎回は撮りません)
なので、「シリーズ」と意識して撮っている訳ではなくて
たまたまこの類の写真が増えて来た、という感じなんです。
「好き」と思ってもらえて、うれしいです。(maiさん、どうもありがとう…)

室内で撮るとき、今迄は135カメラと6x6カメラだけだったんですが
去年秋頃からMamiyaの6x9カメラも使い出しました。
上の写真はその一枚です。
135と違って、じっくりとでないと撮れないカメラです。
そのちょっと儀式めいた撮影を面白いなぁ、といつも思っています。

リー・フリードランダーの話、雑誌に載ってましたか?
どんな話が書かれてありましたか?^^
nori | URL | 2014.01.23 09:13 | Edit
egipandaさん、コメントいつもどうも有難う。
串田孫一さんは、知ってる人にとってはとても有名ですけど
一般的にはあまり知られていない人物だったかも知れません。
はい、多才です。^^
下手しなくても、もうご自身の著書の中に、ご自身で絵も文も書いて
一人で何冊もの本を出版しています。
その数は膨大です。
(ただ、写真は撮ってたのかなぁ?山岳写真家の三宅修さんという
御友人が居たので、写真はその方に任せていたかも知れません。)

egipandaさんは"工場萌え系の写真集"にも興味あるんですか?
愛知方面の海沿いにも、工場地帯ありますよね。
僕は残念乍ら、その方面は行ったことがないんですけど
夜の工場地帯なんて、本当にきれいですよね?^^
僕はその「萌え」という言葉がどうも好きになれなかったりするんですが(笑)、
それでも、工場の姿に惹かれる気持ちだけは一緒ですもんね。^^
工場のカタチって、どうしてあんなに魅力あるんでしょう?ね?
nori | URL | 2014.01.23 09:45 | Edit
楡さん、コメントどうもありがとう。
串田さんの文章、教科書にも載っていると何処かに書いてありましたか?
僕もそれは知りませんでした。
"教科書に載ってる人"、というと僕はどうしても谷川俊太郎さんなんです。笑
その谷川さんは、まだお元気に活躍されてるわけですからね。
あのお歳にも関わらず HPやTwitterまでやられてます。
すごいの一言です。

話が逸れましたが…。
串田さんの本を以前に女性の友達だったか?それとも
以前付き合ってた彼女だったかが「読んでみたい」、と言うので
貸したことがありました。
ところがあまり好反応ではありませんでした。
開口一番、「あんまり面白くなかった」とまで言われました。
それは自然に関する本ではなくて、『文房具56話』という本でした。
"こんなにいい本なのに…" と当時の僕は思ったものです。
それ以来、人に自分の好きな本を貸すことはしなくなりました。

だから楡さんも実際読んでみて、もし面白かったら僕にその報告を下さい。
面白くなかったら、黙ってて下さい。ね?笑

写真、褒めてくれてどうもありがとう。
尚、ネオパンとこのパンとは、何の因果関係もありません。 ^^
nori | URL | 2014.01.23 10:42 | Edit
Mickeyさん、ご訪問とコメントを有難うございます。
この本文にも書いた通りで、最近気になる人物やものごとがあると
ついつい「ネットで検索」してしまう癖があるんです。
でも、インターネットってすごいですね。
もしこれが無かったら、実生活の場面で串田孫一さんのファンの方と
こうして出会えることなんてそうそうある筈もありませんから。

Mickeyさんが行かれた伊東の喫茶店「江戸屋」には
今度いつか自分も行ってみたいと思いました。
富士宮の方にも、その後行かれたのですね。
お店のウェイトレスさんが店内に飾ってあった、たった一脚のカップを
洗ってくれてその中に珈琲を注いでくれたというお話は
読んでて、何だかじんわりと来る、とてもいいお話でした。

北海道斜里町の「北のアルプ美術館」という所はすごいですね。
あの再現された"仕事部屋"の膨大な数の本たちは、
実際に東京の串田さんの書斎から持って来たものなのか?
それとも全く同じ本を買って来て本棚に差し、再現したものなのか…?

いつかそこも訪れてみたくなりました。

MickeyさんはFM東京の放送も、実際にお聴きになられていたのでしょうか?
僕はその放送があった頃はまだ串田さんのそのラジオのことは知らずにいたので
聴いた事がありませんでした。
一度聴いてみたいと思うのですが、ラジオ番組なので、
なかなかそうも行かなそうです。

僕はきっとMickeyさん程の"串田孫一ファン"ではないのではないかと思います。
もし串田さんの本がこの世から無くなってしまったら淋しいだろうな…
という想いを持つ程度の"ファン"にしか過ぎません。
が、こういう場所で、ほんのわずかでもそうした気持ちを共有出来る方と
繋がれた事をとても嬉しく思っています。

僕は最寄駅から電車ですぐの神奈川県鎌倉にある古書店、
木犀堂さんや游古洞さんで串田孫一の本を買って来ては、本棚に並べて、
そして、ときどきそれを読むということが好きな程度の人間です。
串田さんの文章は本文にも書きましたが、短いから好きです。
元々活字が苦手で、長い文章が本当に苦手なんです。
長編小説など、一度も読めた試しがありません。

Mickeyさんもカメラをやられているのですね。
オリンパスM-1というと、OM-1の最初期型ですね。
ライカ社に訴えられてしまって、渋々「O」を付ける以前のプレミア付きの
カメラの筈です。

僕の方こそ、よろしくお願いいたします。
ちまま | URL | 2014.01.23 22:34 | Edit
私も初めて聞いた名前です。
漢字はちがうけど、同じ読みの同僚がいます^^
串田さんの画像を見てみたら、なんだか難しそうなのかなぁ?なんて思っていたのですが、noriさんの記事を読んだら、もしかしたら読みやすいのかも!
なんて思えてきましたよ♪

そうそう!
noriさんの家って、静かでいてミシンの音がかたかた聞こえてきて、そんな風景がこの写真を見て浮かんできましたよ♪
nori | URL | 2014.01.24 10:21 | Edit
ちままさん、コメントいつもありがとう。^^
"233"のどんさん宛の返信で串田さんについて少し細かく書いたので
もしよかったらそちらも読んでみて下さい。
ちままさんの職場に「クシダさん」という同僚さんがいるんですね。^^

画像を見ると、ちょっと古そうな本が多く出てくるし、
哲学だとかギリシア神話だとか…ちょっと難しそうな雰囲気も漂ってるけど
でもそうではない本もこの人はいっぱい出されてて
(たしかに少し難しい印象の本も出されてますが…)
読みやすい言葉をいつもえらんで書かれている様なところがあるので
僕のような「おバカちゃん」でも、難なく読めてしまうんですよ。
だから好きなのかも知れません。

日常のなかのちょっとした出来事を
いつも静かなタッチで書いてくれてるんです。

我が家のミシンは、工業用なので「かたかた」と可愛い音ではなく
もうちょっとハードな音がしています。笑
文字で表すとどういう感じになるだろう?
今ちょっと実際音聞いてみたんだけど、上手く表現出来ません。苦笑
Ayu | URL | 2014.01.25 11:19 | Edit
以前 のりさんが 串田孫一さん詩につてい
語ってくれたいたことを
思い出しました*
写真か音楽かどちらかをみていると…か
聴いていると…か
串田さんのある詩を思い出さられる…というお話だったと記憶しているのですが、間違っていたら
大変失礼いたします。

この写真は ぐっときました~*
すごく すごく 観ていて心地いいです*
nori | URL | 2014.01.25 19:24 | Edit
Ayuさん、コメントどうもありがとう。
あと、娘さんの合格、おめでとうございます。^^
一安心、といったところでしょうね。

そうです、串田孫一さんのことは以前にも
書いた憶えがあります。
あのとき、Ayuさんたしかコメントくれたんですよね。
どんな内容を書いたか、ちょっと忘れてしまいましたが…。苦笑

この写真のこと、褒めてくれてどうもありがとう。
シンプルに、嬉しいコメントでした。

また、遊びに来てくださいね。
僕もAyuさんのBlog、また伺います。
良い週末を送ってくださいね。
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