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フィルムのこと

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kanagawa

6月に入り、とうとうフジ ネオパンPRESTO400の製造も終りを迎えました。
今月は大好きなサッカーW杯が始まる月なので、
もう少し気分もワクワク出来るんじゃないか?と思っていたのですが、
どうもそんなことが無いので、何故だろう、おかしいなぁ?と思っていたら、
そういえばPRESTO400が終了してしまうので、
それで自分は最近元気が無くなっていたのだな?ということに気付きました。
おまけに、Kodakのモノクロも皆一斉に値上がりです。
この徐々に減って行ったり買い難くなって行くフィルムの状況ですが、
こういうのを「真綿で首絞められる状態」と言うのでしょう。

お気に入りのフィルムが徐々に徐々に、減って行く今の状況というのは
一応覚悟は出来ていたつもりで居たのですが、実際にこう徐々にその時期が
訪れて来ると、自分自身の心も、いつの間にかだんだん狭くなって来ていて、
いつの間にか息苦しい気分になっているものなんですね。
最近自分に何か「元気」が足りていなかったので、何でなんだろう?と
ずっと気に掛かっていたのですが、どうやらそこに大きな原因があった様です。

こんな心的な要因は、名医に診てもらってもおそらく全く解らないでしょう。

いつも傍に当たり前の様に在ってくれてた物が、突然姿を消すと、
人は知らず知らずのうちに戸惑いを覚えてしまうものなんですね。
たかがフィルムの一つや二つで、ここまで気持ちが落ち込むのですから、
津波で自分の家や街が流されてしまった人たちは、どれだけ辛かったんだろう…と
思います。(到底比較なんて出来るものではありませんが。)

僕にとって、フィルムとは一つの精神的支柱みたいな物だったようです。
この頃は、カラーフィルムの数も、随分と減って来ているみたいですね。
これを機に、「もう写真なんて辞めよう」と思ってしまう人も世の中には
居るかも知れません。
このメーカーの○○というフィルムでないと、どうしても気に入った写真が残せない…
という人も何処かに少なからず居るはずです。
そう思って写真を辞めてしまう人が、出来るだけ少ない数であって欲しいものです。

......

モノクロなので、ただ黒から白へのグラデーションだけなので、どのフィルムを
使ったって一緒じゃないか?と思う方も居るかも知れませんが、
それはとんでもない誤った見方です。
例えば、Fujiで唯一残されたモノクロのACROS100などは、
僕には透明感が高過ぎて、未だに使いこなせないフィルムの一つです。
KodakのT-maxや、ILFORD Delta のシリーズも、同じくクリアすぎて、
自分の撮りたい写真がそれらのフィルムではまず撮れません。
フィルムによって、その黒も白も、色がまったく違うのです。

最近、Fomapan(チェコ製)のASA100に惹かれています。
前記のFuji ACROSや、Kodak T-max、ILFORD Delta等の様な現代的な明るさが無く、
何処か昔風の至ってオーソドックスな写りをしてくれるフィルムなんです。
そして、値段的にも以前とほとんど変わらず、買いやすい。
ただ現像をする際に、前浴という工程を必ずしないと、現像液が直ぐに真っ青に
なってしまって、繰り返し使えないことが唯一の難点でしょうか。

......

長くなりそうなので、今回はこの辺で終わります。
また、モノクロフィルムに関しての話を、いつかここに書けたらなと思っています。
覚書のようなものですが…。




mamiya super23 sekor100/3.5 fomapan100 d76 1:1
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Comment

きいち | URL | 2014.06.06 17:46
あのポジと勝負してるような値段で
果たしてTMAXが売れるのか全くもって謎なんです・・・・
一昔前の約三倍ってのが痛い

確かに一番安いんですよねFOMA
ドライウェル前浴がいる20世紀の遺物なんですよね、そういえばw
前浴液って懐かしいなぁ・・・
| | 2014.06.06 21:12
このコメントは管理人のみ閲覧できます
p garage | URL | 2014.06.08 20:33 | Edit
こんばんは
御無沙汰しています(笑)
noriさんほどのフィルムへのこだわりは
ありませんが、写真を撮ることを
ずっと続けようと思ったのは、
フィルムがあったからだと
自分では思っています。

写真を撮ることの工程が
まずフィルムを選ぶことから始まる・・・
そんな手間隙があってこそ、
撮れた写真が好きになる要因の
ひとつかもしれません。

私の場合は、そんなに好きでもない
フィルムでも、それしか選択できないのなら
それで撮り続けると思います。
フィルム価格にもよりますが(笑)

それに、
家族写真はフィルムで残していきたいので
出来るかぎり、
これからもフィルムで撮っていきます。
nori | URL | 2014.06.09 10:44 | Edit
きいちさん、コメントどうもありがとう。
本当ですよね、一昔前と比べると3倍の値段です。
そんなに高かったら、わざわざT-maxは買いません。
でも、ドイツではまだ今までと同じ値段だというので、
Kodak社のやってることが、よくわかりません。
ヨーロッパ方面では少し事情も違う様子です。

前浴が要るフィルムというのは、古いタイプということ
なのでしょうか。詳しく知らないのですが…。
中国製、上海GP-3や、クロアチア製Efkeや、
このチェコ製Fomapanは、ほぼ毎回前浴しています。
Lomographyのフィルムもです。
それ以外は、使ったことがないので、わかりません。
ILFORD製や、Kodak製、Fuji製のフィルムは
前浴しなくても大丈夫そうな感じがしました。

ドライウェルは僕は使ってません。
単なる水でやってます。
それで正しいやり方なのか、今ひとつ分からないままなのですが。^^
nori | URL | 2014.06.09 11:05 | Edit
Pさん、お久しぶりです。
コメント残してくれて、有難うございます。
一昨日だったかな?じつは僕もPさんのBlog、偶然伺ったんですよ。
コメント欄がなかったので、そのままただいつもの様に
Pさんの洗練された写真たちを見て帰って来たのですが。
確か、PさんFujiの400PROだったか?最近廃番になったフィルムを
使われてたなと思ったので、その後どうされてるだろう?と
気になって伺ってみたんです。

kericocoさんもお元気ですか?
お子ちゃんも、すくすく育ってますか?^^
(kericocoさんに宜しくお伝え下さい。Blogも先日拝見しました。)

「私の場合は、そんなに好きでもない フィルムでも、
それしか選択できないのなら それで撮り続けると思います。」
という言葉は、自分の中に響きました。
自分はまだまだ、そこまで切り替えが出来ていないんでしょうねぇ。
Pさんの言葉に、"潔さ" を感じました。

モノクロとカラーだと、随分事情も変わって来るので、一概に
比べては書けませんが、僕も、フィルムでないと写真を撮りたい、という
思いが湧かない人間なので、どんなフィルムであろうと、
フィルムが残っていたら、それで撮り続けるという気持ちにまで
なっておかなければまずいだろうなぁ、と思いました。

こういう時代になったのだから、もう贅沢言っててはイケナイのですね。

「家族写真は、フィルムで残していきたい…」
いいですね、家族写真。
写真の中で、いちばん大切なのが家族写真なんだろうな、と
僕は前々から思ってきました。
Pさん家の家族写真は、奥さんも写真センス良いし、
Pさんも勿論センス良いし、何だか特別なアルバムが出来そうですよね。
静かな音楽でも聴いているかのような、
そんな素晴らしい一冊になるのでしょうね。

久しぶりにコメント頂けて、本当に嬉しかったです。
これからも良い写真、たくさん残して行って下さい。
また、Blog、時々伺います。
nori | URL | 2014.06.09 11:48 | Edit
2014.06.06 21:12にコメント下さった a さんへ

コメントどうもありがとう。
読ませて頂きました。
非公開だったので、ここには返信、長くは書きませんね。
(非公開の場合の返信の書き方が分からないので、Fbに書きます。)
メッセージ、本当にどうもありがとう。
うれしかったです。

nori
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